胴巻きをお選び下さい。
ご希望胴巻きのアルファベットを備考欄にご記入ください。
三線の仕様
三線の型:真壁型
棹の材質:モクマオウ
皮の張り:蛇皮強化張り
棹の塗装:スンチ(和於屋で塗装)
カラクイ:黒檀
棹の作者:岸本尚登
付属品 :水牛製バチ、ウマ(黒檀1、竹1)予備弦セット1
岸本尚登氏が製作した真壁型。
オーストラリア原産の銘木材。明治の初め頃わが国に渡来し、現在では南西諸島や小笠原諸島で野生化して帰化植物と化している。
新鮮な霜降り和牛を思わせる材面が名前の由来で、柾目面にも樫の木類のような虎斑模様が浮かび上がる美しい木目が特徴。
外観は松のような細い葉を持ち、海岸沿いの防風林に用いられ、独特な木目を生かした木工芸品に利用されている。
木質は硬質で、伸びのある高音と適度な幅の音域をもっており、黒檀に近い音色と言われている。
ただ、私個人の感想としては「ゆし木」に近いように思う。ゆし木棹は高音域が抑えられており、派手な音色ではないが素朴で穏やかな音色が特徴なのだが、「モクマオウ」は高音域に伸びのあるゆし木のようだとも言えるのではないかと思う。
胴は強化張りとし、京都鳥羽屋製のポリエステル弦との組み合わせで、伸びる高音とふくよかな音色が相まった音色を醸し出している。強化張りとは相性の良い弦で、中低音が表現しにくい欠点を補っている。結果として蛇皮本張りと聞き違えるほどの良い音色となっている。
また、本張り胴への換装も可能で、コストもかかるが、それ以上に音色の質が向上すると思う。
胴のオプションで本張り胴に変えて場合はナイロン弦の方が相性はいいのだが、「表:最高級蛇皮本張り 裏:蛇皮強化張り」の場合は棹の響きや胴の鳴りとの組み合わせで微妙に音色が変わる。高音域が好みの場合はナイロン弦、初音が大きくて中低音に厚みを持たせたいならポリエステル弦があると思う。
ご希望胴巻きのアルファベットは備考欄に「胴巻き*希望」と追記ください。
備考欄はカート処理後の画面で小計すぐ下の「備考を追記する」をクリックして下さい。
クリックすると備考欄が展開され、記述が可能になります。
胴のオプション
強化張り胴を追加料金で下記のいずれかに変更できます。
下記のぞれぞれのリンク先に胴オプションの商品がありますので、三線本体に追加でご購入下さい。
● 表:最高級蛇皮本張り 裏:強化張り
● 両面蛇皮本張り