胴巻きをお選び下さい。
三線の仕様
三線の型:与那城
棹の材質:黒木(接ぎ木)
皮の張り:蛇皮強化張り
棹の塗装:スンチ
カラクイ:黒檀
棹の作者:岸本尚登
付属品 :水牛製バチ、ウマ(黒檀1、竹1)予備弦セット1
岸本尚登氏が製作した黒木棹。型は与那城型。
胴は強化張りでポリエステル弦を張り蛇皮本張りに近い音色に仕上げてある。
黒木らしい重厚で張りのある音色を醸し出している。
ただ、この棹は天から猿尾までの一本物の無垢材では無く、数か所で接ぎ木した棹になっている。
年々、黒木や黒檀などの輸入材は価格が高騰し続けているので、小さい材をつなぎ合わせて、一丁の棹をに差上げる手法は今後も増えてくると思う。
また、黒木三線の価格を比較的安価に抑えることと資源の有効利用にも繋がると考えている。
資源の有効利用や価格を抑えるメリットを理解し、接ぎ木箇所が判別し難いように塗を施し、三線に仕上げた。
しかし、一本物の無垢材と比べ接ぎ木材はデメリットであることに違いはなく、試奏するまでは音色に関して大きな不安があった。
試奏した。
結果は上々で、黒木棹らしい響きがあり、無垢材と何ら変わらぬ音色を醸し出した。
というか、「接ぎ木」ということを聞かされなけれは、普通の黒木三線と思える。
考えてみれば、長唄や津軽などの本土の三味線は沖縄三線よりも長尺になっているので、利便性を考慮して三分割できるようになっている。本土の三味線が沖縄三線よりも音色が劣っているといった話は聞いたことが無い。
「接ぎ木棹」はこの知念大工で5本目となる。すでに3本は完売した。接ぎ木のため、安価ではあるが、黒木本来の響きがあり、重厚な音色を醸し出しているところに人気がると思う。
接ぎ木のメリットとしてもう一点。無垢材に比べ、捻りや反りなどの変形が極端に少ない事も最後に付け加えて置きたい。
ご希望胴巻きのアルファベットは備考欄に「胴巻き*希望」と追記ください。
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胴のオプション
強化張り胴を追加料金で下記のいずれかに変更できます。
下記のぞれぞれのリンク先に胴オプションの商品がありますので、三線本体に追加でご購入下さい。
● 表:最高級蛇皮本張り 裏:強化張り
● 両面蛇皮本張り